バイク旅

伊豆の旅と不思議な出会い

今回はバイクで静岡県伊豆市まで行く行き当たりばったりの旅です。

伊豆の旅 1日目

朝早くに起床。

何となくバイクでどこかに行きたい気分なのでとりあえず伊豆市を目指します。

地元の千葉県から高速道路を使い東名高速道路に乗って御殿場ICで降ります。

伊豆に行くこと以外何も予定がないためここは無難に箱根スカイラインを通って伊豆スカイラインを走りたいと思います。

県道401号線を使いしばらくすると着きました。

箱根スカイライン

雨です。(´・ω・)

今日は断念してまた明日行こうと思います。

とりあえず雨を回避するため標高の低いところまで峠を下ると熱海市に着きました。

熱海の景色はリゾート感が出ていて眺めているだけでも楽しいです。

それから下り坂を真っすぐ走り海を目指すと、熱海ビーチラインに着いたのでこのまま海沿いを走りながらツーリングを楽しみたいと思います。

10分ぐらい走ると料金所があり、あっという間に熱海スカイラインを走り終えてしまったのでそのまま国道135号線を使い神奈川県へ入ります。

しばらく走ると飲食店があったのでここでお昼ご飯を食べたいと思います。

ひろそう 貝汁食堂

お店の外観の写真を撮り忘れたので代わりに雰囲気を簡潔に言うと海沿いにある和モダンなお店です。

それでは店内に入ります。

メニューを見るとどれも高い。(笑)

うに丼定食2900円、いくら丼定食2300円( ^ω^)・・・

とりあえず1800円の金目鯛の煮魚定食を頼みます。

めっちゃ美味しかったです( *´艸`)

お腹も膨れてお財布もスマートになったところでお店を出てツーリングを続行したいと思います。笑

再び国道135号線を走り続けると渋滞が続いていたので国道1号線を使い静岡方面へ。

箱根まで戻りしばらく走ると静岡県の三島市に着きました。

すでに夕方になっていたのでコンビニで休憩しながら本日の宿探し。

とりあえず今日は近くのネットカフェ「アプレシオ 三島店」に泊まります。

コンビニから本日の宿まで10分ほどで着きました。

さっそく店内に入りカウンターに行くと、店員さんに「もう少し待てば料金が安いプランが適用できるからバイクを駐車場に停めてどこかで時間を潰してきた方が良いですよ。」と勧められたので近くで晩御飯を食べに行きたいと思います。

周辺を散策すると一軒の昭和感が漂うお店がありました。

かなりローカルな雰囲気のため入るか悩みましたがお腹も空いてたため入ることにしました。

やぐら寿司

店内に入ると60代ぐらいの男性が一人でお店に立っていました。

どう見ても個人店なので彼がここのオーナーだと思います。

口数は少なく料理の腕一筋って感じの職人気質な方です。

とりあえず私はカウンターに座りビールと餃子を頼みました。

瓶ビールを飲みながら餃子を一つ食べてみましたがとても美味しかったです(*‘ω‘ *)

それでは次の店に行きたいと思います。

外に出て周りを見渡すとあまりお店がないので隣にある洋風居酒屋に行きます。

CHOINOMI HIROBA

またお店の写真を撮り忘れました(゜-゜)

なので雰囲気だけ簡潔に言うと海外の小さな町にありそうなbarって感じのお店です。

とりあえず席に座りピザとビールを頼みます。

ビールはパンクIPAっぽい味でとても美味しく、つまみに頼んだピザも美味しかったです。

実はビールを頼んだ時に上下バイク用の服を着てヘルメットを手に持っていたためか、お店の人に飲酒運転するのか疑われましたが、ネットカフェに宿泊予定で防犯のためにヘルメットを持っている話をしたら納得してくれました。(^-^;

誤解を招く格好で本当にごめんなさい(;^ω^)

この後しばらくお店の人や他のお客さんと仲良くなって長い時間お話をして楽しい時間を過ごしました。

それではネットカフェに戻り今日寝たいと思います。

伊豆の旅 2日目

ネットカフェを出て昨日雨が降っていて断念した箱根スカイラインにもう一度行こうと思います。

幸いなことに晴れてくれたため箱根スカイラインの料金所を通過して峠を走りながら景色を眺め、そのまま伊豆スカイラインへ。

しばらく峠のワインディングを楽しんでると駐車場があったのでそこでバイクを停めてのんびり景色を眺めることにしました。

伊豆スカイライン 池の向駐車場

駐車場からは熱海の街と相模湾(さがみわん)を眺められます。

とても良い景色です。

満足したのでこのまま伊豆スカイラインを走り抜けて終点の天城高原で有料道路を降ります。

出口に面している県道111号線を右に曲がってから走り続けるとリゾート地のような綺麗な道が続き、道端にある小さな建物と自動販売機が目に留まったのでここで休憩することにしました。

小さな建物とおじいさん

自販機で買ったジュースを飲んでいると後ろの建物から70代ぐらいのおじいさんが出てきて私に「どこから来たの?」と声をかけてきました。

私はここにバイクを停めたことに対して怒られるのかと思いましたが、どうやらそのおじいさんは純粋にどこから来たかただ気になっただけのようでしたので「千葉県から来ました。」と答えました。

そうすると「ずいぶん遠くまでお疲れ様。この建物は私の趣味で建てた家で、観光に来た方に無料で私が展示してるコレクションを見てもらっているから良かったら君も中で涼みながら見て欲しい。」と言われました。

突然の話に驚きと不信感をいだきながらも中に入るとそこにはジオラマの街があり、その中を鉄道模型の電車が走っていました。

イメージ写真

縦横1mはありそうなジオラマでしたが、後々値段を調べたら100万ぐらいはかかる代物です。(;^ω^)

その他にもTV番組の「お宝探偵団」に出て来そうな企業の古い商品ポスターが展示されています。

そして私が何よりも驚いたことはそのコレクションの数々がこの小さな家に綺麗に収まっていて、なおかつ部屋が狭く感じない間取りであることです。

もしからしたらレイアウトのセンスからも元建築士の可能性もあるなと思いました。

この家はもしかしたら自身で設計して建てた可能性もあるのでそう考えると凄いなと思います。

それから私はこの建物の中でついでくれた紅茶をいただきながらしばらくおじいさんと話をしました。

話によるとおじいさんは元バイク乗りで若い頃、東北道自動車道がない時代に紙の地図を握りしめて兄弟でキャンプをしながら北海道に行ったことがあるそうです。

そしてその後もバイクで日本各地を旅しながら旅人として大事なことを教わったそうです。

それは自分の家以外にも帰れるような第二の家を見つけること。

これは私の推測ですが昔はインターネットもなく、今よりも小さな町や村が多い閉鎖的な時代だったため旅人のような”よそ者”は嫌われるので旅をするのに当時は自分の家以外にも拠点が必要だったのだと思います。

ちなみにおじいさんは今、googleマップがあったりなど便利な時代になったことは知っているけど、当時教わった話を大切にしたいため第二の家とまでは行かなくても旅人が気楽に立ち寄れるスポットを実現したくてこの小さな家を建てたそうです。

話を最後まで聞くとなんだか奥が深い人として面白みがあるおじいさんだなと思いました。

話を終えてから外に出るとおじいさんが鹿を見してあげると言ったので、どうやって鹿を呼ぶのかと見ていたら手笛を吹き始め、しばらくすると鹿がたくさん集まってきました。

1匹飼っているとかじゃなくて群れで集まって来たのでさすがにびっくりしました。(;’∀’)

それから集まってきた鹿をしばらく一緒に眺めて私はそろそろ家に帰ることにしました。

おじいさんは「伊豆に来た時に気が向いたらまた来て欲しい。」と言い私に手を振りました。

私も手を振り返してから小さな家を後にして千葉県へ帰ります。

旅を終えて私が思う事

小さな家とおじいさんにはいろいろと驚かされましたがとても楽しい時間が過ごせて良かったなと思います。

それと今は宿を見つけるのも簡単な時代になりましたが気楽に立ち寄れる場所や知り合いを増やすと旅はもっと楽しくなると思うので、これからも旅先での出会いは大切にしようと思いました。