宮城県バイク旅 女川町&気仙沼編
前回は日本三大百景の松島を見て、女川町に泊まるまでの話でした。
今回は東日本大震災で被災した女川町から気仙沼市にかけて旅をしようと思います。
宮崎県バイク旅 3日目
今いる女川町の宿は牡鹿半島(おしかはんとう)っていう半島です。
その半島の先にある公園を目指してツーリングを楽しみたいと思います。
全体的に走りやすい峠で、適度なワインディングを楽しめます。
道路が新しいところは津波に浸かったところで、半島の中でも標高が高いところは被害に合わなかったからなのか古いままの道でした。
おしか御番所公園

到着すると広い駐車場と展望台がありました。

展望台からの景色も綺麗です。
それでは今度は女川町の駅周辺を散策したいと思います。
女川駅

立派な駅でね。
バイクで町の景色を見て回り思いましたが、古い建物は一つもなくまるで更地に新しく町を作ったような景色でした。
それほど津波の被害が深刻だったってことがうかがえます。
旧女川交番

ここは東日本大震災の遺産として残された交番。
見ての通り建物の基礎からひっくり返っています。
そしてこちらが元々の姿です。

鉄筋コンクリートの建物でさえもあの日の津波の前では無力だったようです。
今は海から少し離れた位置に新しい交番ができています。
女川町は甚大な被害にあっても、他の町のように立派な防波堤を建てるのではなく海と共存する町を目指しました。

この町の人は辛いことがあっても女川町の海が好きで、だからこそ大切にしたいって思いが伝わります。
それではせっかくここまで来たのでお昼ご飯を食べたいと思います。
まぐろ屋 明神丸

まぐろが人気のお店で、女川で取れた魚を使っているためとても新鮮です。
それでは私はウニやイクラ、マグロなどが乗った「女川大漁丼」を頼むことにしました。

かなり豪華です。
とても新鮮で、刺身に厚みがありウニにはミョウバンを付けてないからか独特の苦みや臭みもなくてとても美味しかったです。(*‘ω‘ *)
それではこれから気仙沼市に向かいたいと思います。
向かっている途中に津波の影響で廃校になった石巻市大川小学校がありました。
そして更に奥に進むと更地が広がっています。

ここは以前、民家や田畑が広がっていたのかもしれませんが津波で全部ダメになったのかもしれません。
道路は綺麗に補修されています。
見た様子だとこれから新しく家などを建てたり再開発をするようにもうかがえます。
この先が行き止まりでしたので少し戻って新北上大橋って橋を渡り河川敷沿いを走ります。

この河川敷の道路はすべて新しく造り直した道です。
隣に流れる北上川に津波が押し寄せ、ここら一帯も津波にのまれたことがうかがえます。
田舎の景色と言えば昔ながらの歴史を感じる町の風景が広がっているイメージが強いですが、被災地はまるでニュータウン計画のように大規模に新しく造られた町の景色が続きます。
実際に訪れると違和感を覚えるほど綺麗な光景に、すべてが流された真実が隠れていると考えると津波の恐ろしさを痛感します。
海沿いを走り南三陸町を通過して気仙沼市に到着。
龍舞崎

ここは気仙沼大島と呼ばれる島の岬です。
高台から見渡す海は絶景です。(*‘ω‘ *)
それでは今いる島の隣にある唐桑半島(かわくらはんとう)に行きたいと思います。
巨釜(おおがま)

変わった地形で見ていて面白いですね。
遊歩道を歩きながら他にも変わった岩があったので紹介します。
折石(おれいし)

明治時代に起きた大津波で2メートルほど折れたことから折石と名前が着いたそうです。
ちなみにここは霧が濃くなりやすいのか少し不気味でした。

私以外誰もいなかったので少し怖いです。(´・ω・`)
TV番組の「世にも奇妙な物語」の世界に引き込まれそうで心配ですが時間も押してるので次のスポットへ。 笑
巨釜半造(おおがまはんぞう)

先ほどの岩肌が続く地形と似ています。
今いる唐桑半島(かわくらはんとう)の海岸はこのような地形が続いてる半島のようです。
そしてその中でも特にこの2つの巨釜が絶景のポイントのようですね。
せっかくなのでこの半島の先端にある岬を目指したいと思います。
御崎岬

一面に広がる海が綺麗です。
遠くにある岩が島のようにも見えます。
ちなみに1時間ぐらいここで景色を眺めてましたが誰一人として観光客は来ません。
かなりマイナーなスポットではありますが静かでとても良い所です。(´ω`*)
駐車場に戻る遊歩道からの景色もかなりの絶景です。

霧かかった夕日と海がとても綺麗です。
この半島に入ってからあまり人と会ってない気がします。
人口の少なさと異常なほどの霧が漂っているせいか、少し異世界チックです。笑
それでは内陸側に出て気仙沼市の中心部にある展望台へ。
安波山 展望台

昼間にはこのような霧は広がっていませんでした。
どうやらあの半島付近で生まれた霧が広がってきているようです。
予想は的中して今回の宿がある石巻市の「快活CLUB 石巻中里店」へ向かう途中、霧で何も見えないまま夜のツーリング。笑
石巻市に入る頃にはすっかり霧はなくなりました。
ネットで調べて見たところ、気仙沼は海と陸の極端な温度さにより霧が生まれやすいそうです。
そのような霧が美しい「氣仙」と呼ばれる光景が人気でその光景を見るためのツアーまであるそうです。
そう考えると今日は少しラッキーだったのかなと思います。
ちなみに朝方が特に綺麗なそうなので今度また気仙沼市をメインに旅に行きたいと思います。(*^^*)
それでは明日は石巻市にある石巻市震災遺構門脇小学校を見学したいとおもいます。
旅の経路
走行区間:女川町→気仙沼市→石巻市
走行距離:276キロ